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太陽熱を活かす

Apr 06, 2009

 はるか1億5000万KMの彼方からやってくる地球への贈り物。

 OMソーラーは、太陽熱を利用するパッシブソーラーシステムの一手法です。太陽について話を少ししましょう。

 太陽は、地球から1億5000万KM彼方にあり、今から約45億年前に誕生しました。太陽の中心部は、水素を燃料とする核融合によって、膨大なエネルギーが生みださせれます。

 現在、太陽の表面温度は、約5700℃。寿命は100億年ということから人間でいえば、今が壮年期です。

 太陽は地球にどのくらいの熱を届けているのでしょうか。

 太陽のエネルギーは、まず、30%が大気圏で反射、19%が大気に吸収され、地球には、その50%が届きます。しかし、50%といっても、この地球の表面に降り注ぐ太陽のエネルギー量は、一日で1.49×10の19乗KJ

この365倍が1年間の総量です。

 わかりやすく置き換えてみましょう。世界で1年間に使うエネルギーを石油に換算した数値を87億キロリットルとすると、太陽のエネルギーは、なんと、この1万6000倍になります。東京でいうと、1年間に1㎡あたりで、石油にして224リットル、18リットル缶12.4本以上になるという計算です。

 ということは、何もしないでも、これだけの熱が、私たちの頭の上、家々の屋根にある、太陽エネルギーは、私たちにとって、最も身近に存在するエネルギーということになります。

 私たちが暮らす中で、暖房に必要な熱は、20~23℃前後、冷房は、外気から5℃程度下げれば至適温度とされます。給湯は、30~50℃あれば事足ります。パソコンを動かすには、高レベルな電気エネルギーを必要としますが、暖房・冷房・給湯など用いるエネルギーは、どれも低レベルなのです。

 高レベルな電気エネルギーは必要ですが、情報化社会の到来によって、今後ますます高度なエネルギーの必要性は高まると考えられます。だからこそ、家庭用エネルギーには、用途に見合ったエネルギーとして、太陽熱を有効的に利用したいと思うのです。

 また、太陽エネルギーは、エネルギーの変換ロスが他のエネルギーと比べて非常に少なく、巨大な装置に頼らなくても、見上げれば私たちの頭の上に、屋根の上に、降り注いでいます。

 太陽熱は、昼間入射し、その熱は夜には宇宙に放射されます。地球の熱収支は、このバランスによって保たれています。

 OMソーラーは自転する地球を、家という単位で表した技術です。その限りにおいて、汚れを生み出さない太陽熱を資源に用いるOMソーラーは実用性の高い技術と考えます。今後、皆様にご提供したいものです。

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