住まいを、暮らしを、パッシブデザイン。
Nov 02, 2009
太陽も、風も、樹木も、雨水も、自然力を余さず、愉しく利用しよう。
1987年にOMソーラー協会が発足して以来、北は北海道から南は鹿児島まで、全国2万を越える家族の皆さんが、OMソーラーの家で暮らしています。OMソーラーの考え方を家づくりに取り入れてくださった方方々は、家づくりで、そして、暮らしの中で、太陽をはじめ、風・樹木、さらに雨水など、日々自然との応答を楽しみながら、イキイキと弾んでいます。
雨水利用というと難しい感じがしますが、ようは、降った雨を溜めておき、車の洗浄や植栽の水やり、トイレの水などに利用しようというもの。ほんの小さな仕掛けから始められます。
例えば、簡単には、屋外に容器を置いて雨水を溜めるというのもひとつです。ちょっと工夫して、雨どいからの水をドラム缶などに流し込み溜める方法もあります。大規模なものでは、設計段階から雨水雨水利用を考え、地下に雨水槽を設ける方法もあります。また、敷地や駐車場をアスファルトで覆わないで、雨水を浸透させてやれば、大地に水を返してあげることになります。これも「雨を捨てない」やり方です。
方法としては、ちょっとしたものから大掛かりなものまでありますが、共通するのは、「自然の恵みを余さず利用しよう」というパッシブの発想、「おもしろい、もったいない。」というOMソーラーの考え方です。
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