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五感に心地よく響く木の感じについて

Apr 10, 2010

 木に人が、「心地よさ」や「あたたかさ」や「やすらぎ」を感じるのには、感覚的な印象を裏付ける理由があります。大まかではありますが書きいてみました。

 木と「視覚」

 人が感じる光の色覚は、色相(赤み、青み、黄み)、明度(明・暗)、彩度(鮮やか・鈍いの3つの要素が関係します。木の色は黄赤系統で、この色相は「暖色」と呼ばれる範囲にあります。「木はあたたかいイメージ」といわれる理由の一つです。

 明度は、高い木が「軽快な、すっきりした」、低い木が「重厚で深みのある」イメージになります。

 彩度は、多くの木が低く、「落ち着いたイメージ」を与えてくれます。

 さらに、木は、紫外線反射が少ないといわれ、目に与える刺激が小さいともいわれます。逆に、赤外線反射が大きいことが、「あたたかさ」を感じさせる要素となっています。その他、木目の揺らぎが人の目に感じの良いイメージを与えることや、細胞構造の微妙な凹凸が生む上品な光沢なども、人の視覚にあたえる好感性能を裏付けるものといわれております。

 木と「触覚」

 木材は、組織の構造上、多孔性であるため、完全に密閉されていない中空層を多く含んでいます。したがって、密度が低く、熱伝導率が小さいことから断熱性が高く、木に触ったり、握ったりしても、手から木に熱が奪われにくく暖かさを感じることができます。

 ガラス・モルタル・鋼材などとの感触の違いは、誰もが経験的に感じているのではないでしょうか。

 続きは、次回に書きます。

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