家の外側を考える。
Nov 08, 2011
庭のデザインを考える。
特に、樹木は一旦植えたら移動は難しいという思いがあり、はじめて庭をつくるひとにとっては、どこに何を植え
たらよいのかということも悩ましいところです。田瀬さんの庭つくりの極意をOMソーラーの担当者が伺ってみる
と、「 庭をつくるときに心がけていることは、庭の大小に関係なく、まず、窓から何が見えるか、ということです。
空が見えるのか、隣地の樹木が見えるのか、塀なのか、借景か遮景か、そして自分の家の地面がはどう見える
のか、などです。
部屋の床や外のデッキと同じかそれ以上に高く上げて、
地面を見下ろさないようにすると広がりがでます。
借景にはその手前に水平の額縁を、遮景には木立をと
いう具合にして、できる限り植物を使って造園することを
考えます。周辺のまちの様相を感じること、つまり、駅や
幹線道路から自宅までの沿道の建物や緑の佇まいです。
今やどのまちも同じような風景に見えてきますが、それでも地域らしい断片は残っているものです。
田瀬さんは、5×緑の開発者でもあり、5×緑をアプローチに利用するなど、緑豊かな門構えを大切にされてい
ます。 「 ああしなくてはいけない、こうしなくてはいけないなど、あまり頭でっかちにならずに、大きくなったら自
分の好きなように伐ればいいんです。 」 自分でやること、楽しみながらやることが一番ですと田瀬さんは強調
されておられます。
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