設計を考える。
Dec 19, 2011
設計を考えることの続きです。
☆ よく練れたいいプランづくりは、施主と設計者のコミュニケーション次第。
いよいよ、いままでの過程をもとに、基本プランに入っていきます。
平面図には、設置が考えられる家具なども、すべて書き込みます。また、風の通り道・視線の抜け・動線など
も、記入します。
このようなプロセスを経て、Kさんの家の第1回目のプラン案が完成しました。下の図面がプランとなります。
設計者がプランをつくる上で、 「 敷地条件 」 「 家族条件 」 「 予算条件 」 という3つの条件はついてき
ます。限りある条件 ( 設計者にとっては、与えられた条件 ) のなかで、どのようにプランをまとめるかが肝心
となります。ない袖は振れないというのが残念ながら現実です。だからこそ、施主と設計者相互が一緒になって
どう知恵と工夫を発揮できるか家づくりのカギは、ここの点にあります。
よく練れた、いいプランづくりは、施主と設計者のコミュニケーション次第ですといっても、過言ではないと思い
ます。
ここで、このプラン案において、住まいの心地よさ、過ごしやすさ、使いやすさに繋がる、「 風の通り道 」
「 視線の抜け 」 「 動線 」 がどのように考えているかを見て行きたいと思います。
続きは、次回にまとめて書いていきます。
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