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安くて住みよい家づくり

Jan 13, 2009

安くて住みよい家づくり


これからのライフスタイル・人生設計を考え、いらないものをどんどん削っていきましょう。過剰な装飾、仕上げ、設備、必要のない間仕切りといった贅肉はすべて削る対象です。無駄を排除していく努力を繰り返せば、次第にかつての民家のような、簡素だが魅力的な住宅に近づいていきます。


しかし、コストをかけないということは、シックハウスなどのトラブルや、手抜き工事の発生を高めるということも意味します。専門知識のない建築主にとって、安全性・耐久性・断熱性などの諸性能を見極め、欠陥・不具合を防ぐのは、決して簡単なことではありません。


コストをかけない住宅を建てるなら、経営的・財務的にしっかりした会社(30年ローンを組んで途中で建築した会社が倒産しては、メンテンスはどうなるのでしょう。今後最低50年は存続してゆく会社であり、家を建てた後もパートーナーとして歩んでいける会社でなければなりません。)であり、ノウハウ・知識・経験をもった専門家(高度な知識をもち、経験豊富な技術者を抱えた会社)とのパートナーシップが必要になると考えた方がよいでしょう。



簡素だが魅力的な住宅を建てるために、効果的にコストを抑える以下のプランニングをしましょう。



家の形はできるだけ正方形になるようにプランニング

同じ床面積の建物でも、平面形状に凹凸を設けると外壁の長さが長くなり、外壁面積が増加します。(外壁仕上材の材料費と施工費用が増加)建物形状をシンプルにするほど、建築費は安くなります。

平面的に複雑なプランは柱の本数や壁の量も変わってきます。基礎や屋根などの施工もかなり割高になってしまいます。



屋根の形状

切妻形状の屋根がシンプルで、建築費は1番安くつきます。屋根形状を複雑にすると、谷や隅棟ができ建築費は高くつきます。


間仕切り壁

部屋を細かく分けて設けるよりも、オープン形式で広い空間を設ける方が建築費は安くなります。


内装材

窓枠や床材などの部材は、大工が材料から加工するより建材メーカーが出している既製品を採用した方が安くあがる場合が多い。



採光を効率よく行い、極力窓(開口部)を減らすのが費用削減に繋がる              


⑥上下階の乗りはシンプルに

  上階の壁の位置と下階の壁の位置がズレている場合、上階の荷重がスムーズに下階には伝わりません。上階の荷重を受けるために、サイズの大きな受梁が必要となり木材費のコストUPにつながります。できるだけ上下階の壁が、同じ位置にある方がコストダウンになります。
また 水廻りもできるだけ上下階を合わせたほうが、内部設備配管も短くてすみますし、建物外部の配管ルートの短縮や会所などがすくなく、設備工費費のコストダウンにつながります。


⑦規格外寸法はできるだけさける

  住宅は、基本モジュールに従ってプランを作りますが、基本モジュールから外れる寸法(間崩れ)でプランをつくると、材料にロスが発生したり、既製品のサッシをカットしたり、特注対応となったりして、見えない所で余分な費用が発生します。できるだけ基本モジュールに従ってプランをつくるようにしましょう。


⑧湿式工法はできるだけ避ける

  外壁のラスモルタル塗りや、和室の壁に塗るじゅらく壁などの湿式工法は、下塗り・上塗りなど施工工程・養生にも期間がかかり、下地の対応やクラック防止対応など建築費が割高になります。それに対して乾式工法は、施工の期間が短くコストダウンにつながります。


⑨異なった仕上材を多用しない

  仕上材などの材料は、できるだけ種類を少なくした方が、同じ工種の職人さんが施工するので建築費の低減化が図れます。また、クロス貼りでも各部屋で色や柄を変えずに、できるだけ統一した方が、材料のロス率を低く抑えることができ、コストダウンにつながります。


⑩異なった住設メーカーを多用しない

  洗面化粧台・ユニットバス・衛生器具・キッチンなどの住設機器のメーカーや床材・階段・室内既製建具・枠材関係・玄関収納などの建材関係なども、できるだけ同じメーカーの商品を採用する方がコストダウンにつながります。


⑪経費のかからない建築会社の選定

  住宅メーカーなど、大きな会社へ依頼することは安心できるかもわかりませんが、反面大きな会社ほど経費率(営業マンの人数、広告宣伝費、モデルルーム所有)が高く建築費が高くなります。
また 経費率の低い工務店に依頼する場合でも、材料費の仕入れ率が低い建築会社に依頼することが、少しでも建築費を抑えることになります。但し、見積に反映されなければ(利益率が高い)意味はありません。


⑫競争見積の対応

  1社だけの見積対応では、建築費が適正価格なのか判断することは、大変難しいことです。また、価格競争原理も働いていないので、どうしても見積価格が高く提出される傾向にあります。できれば、同じ見積り条件で2~3社の建築会社に競争見積りをとり、内容の確認を十分に行ってから契約する方が、建築費の低減化が図れます。


⑬建築会社の購買規模を確認

  施工会社の規模(売上高・仕入高・財務内容)が大きい程、材料等は仕入れ価格が安くなります。



⑭水まわりの「配管プラン」には要注意

  水まわりのプランニングでは、配管、配線の距離をなるべく短くすることがポイントです。配管、配線をシンプルにすることで、設備工事のコストが抑えられます。



⑮長い目で見た「コストダウン」

  日当たりや風通しのいい家は、長い目で見れば、ローコストにつながります。日が当たらなかったり、湿気がこもりやすかったりすると、冷暖房費用がよけいにかかり、湿気で家そのものが傷みやすくなります。


以上参考にして下さい。

  

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