長く持たせ家・二世代持たせる家づくりを考えてみました。
Aug 12, 2010
安全で長もち。二世代少なくとも60年はもつ家づくりでは、通気と湿気と温度のコントロールが大きくかかわってきます。新鮮な外気を取りいれ、屋内の熱気や湿度を排出すればカビや結露を防ぐことが可能になります。外壁内部や床下・天井裏見えないところの結露は大敵です。長もちする住まい、つまり、身体の健康にもつながることになります。
長期優良住宅普及促進や長期優良先導的モデル事業など補助金を活用した長くもたせる家づくりが多くなってまいりました。弊社は、普及促進事業の方で申請しております。
住宅は20年や30年もてば良いと思われている方も以前はおられたような気がいたします。建替えは、膨大なゴミの発生の準備をしていることと変わりません。さらに、20年・30年後、建築の処理費用も膨大な金額になっているかもしれません。使えない建物が建っている土地は不動産の価値が半減する可能性もあるかもしれません。
これからは、健康で少なくとも60年以上(二世代)はもつ住まいづくりをが大切であり、それ相応の注意点や考え方がありますので、少しずつ紹介していきます。
深い屋根の庇で雨風を耐えること。 雨・風・紫外線・酸性雨・汚れ。屋根の庇は、これら自然の影響から建物を守ってくれる最大の貢献者です。できるだけ屋根の構造は丈夫にし庇を出しましょう。しかし、コストの面からも考えなくてはなりません。1mまでは建築面積に入りません。屋根の庇が充分出ているかどうかで、建物の耐久性はある程度違ってくると思います。
屋根材、外壁財はできるだけ耐久性のあるもの。しかし、意匠の面からみてそうでない素材を選ぶこともあります。そのときは、メンテナンスに気をつければ良いと思います。
できるだけ屋根形状は、複雑にしなく単純が良いとは思います。弊社では、OMソーラーシステムを取り入れた住宅をご提案しておりますので、切妻の屋根が多いです。