長く持たせる家
Aug 25, 2010
太陽と風と緑を利用する。
冬は太陽熱、夏は自然の涼気をできるだけ利用します。夏の直射日光は遮り、冬の低い日光は
室内に取り入れる。これは、冬、比較的日射量の多い日本での住宅設計の基本です。
これだけで、寒冷期の時期の暖房エネルギーによる消費量は節約できると思います。
蒸し暑い地域では、自然換気、夏の夜間涼風取りいれ、日射遮蔽などの工夫が必要です。
絵で説明できればいいのですが。
伝統的な工夫は全国各地にあります。すぐにエアコンに頼るのではなくそういった昔ながらの建築的手法を見直しましょう。(鹿児島市や鹿児島湾を囲む市町ではエアコンに頼る必要はあります。)
地窓、高窓、越屋根、 坪庭、通り庭、土間、吹き抜け、木蔭の利用、よしず、外壁緑化などいろいろとあります。
敷地緑化、建築緑化も方法の一つであります。土と緑が建物の周囲にあるだけで、夏、建物周囲の気温は
ある程度下がります。昼間や夜間の涼気取入れにも有利になります。
できるだけ緑化を考えましょう。
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