自然の力を目いっぱい利用したエコハウス
Jan 16, 2009
太陽で床暖房
私たちは、日向ぼっこの暖かさが嬉しいのであって、むやみに資源を浪費したいわけではありません。
寒くなければよい、木陰の涼しさがあれば良い。四六時中クーラーを回していたいわけではありません。
心地よい風、涼しさをくれる夜空、日差しをさえぎってくれる木陰、この恵まれた自然のすべてを建築の
工夫で採りこんでいこう。機械がつくりだす快適さよりも、自然がくれた快適さのほうが気持ちいい。
こんな考え方を家づくりの中で実践していくのが「OMソーラーの家」です。
O「おもしろい」、M「もったいない」から名付けられたOMソーラーは、太陽で暖められた空気を利用して
床暖房を実現するとてもシンプルな仕組みのシステムです。
軒下から取り入れられた新鮮な空気を屋根の集熱パネルで暖めます。ハンドリングボックスのファンで、
その空気をダクトを通し、床下に送ります。
暖かい空気は、床下の蓄熱コンクリートを暖め、さらに室内に入り込み、家全体を暖めます。
また、常に新鮮な空気を取り入れるので、換気も十分です。
夏は、太陽の熱をお湯とリに利用したり、涼風を取り入れる採涼システムが稼動します。
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