敷地について考えてみよう
Feb 17, 2009
みなさんは、家をつくるとき、または購入されるとき土地についていろいろとお考えに
なると思います。
まずは、「その場所の力とか、活かしかた」を見出すことが第一歩のような気がします。
・陽の当り方
・風の抜け方
・視線の抜け
・敷地のまわりの家があれば、視界に入ってくるもの(窓など)
・土地やその土地の道路との高低差など
いろいろあります。
敷地のどこにどんな形で計画していくか、まずは、輪郭を創造することです。
たとえば、私どもが特に取り組んでいるOMソーラー住宅では、土地の形に家を合すのではなく
太陽の向き(方角)に合せて形をつくっていきます。
時には、敷地に対して45°振るケースもあります。そのときには、不思議な土地の空間ができ、
ちょっとした庭が生まれ、樹などを植樹することで、視線を通すこともできます。
また、風も取り入れやすくなります。
OMソーラー住宅の場合は、太陽の向きに合すことで太陽の熱をダイレクトに活かすことがとて
も大切なことなのです。
熱を床下に蓄えることで夜に備え、快適に過ごすことができるのです。
限られた敷地を有効に使い、太陽のめぐみをいかすことがポイントです。
次回は、図面で太陽の方角や高度などについて書いてみます。
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