省エネルギー住宅
Nov 18, 2009
最近、ゼロエネルギー住宅とか光熱費ゼロ住宅と各メーカーさんは工夫し、CO2削減を目指した住宅を目指しております。
私どもも、エネルギーを自給や消費という面から、お客様にご提案していくことを考えております。
今回は、11月14日・15日に完成見学会を行いました住宅の紹介を少し詳しくお知らせしたいと思います。
ゼロエネルギー住宅とまでは行きませんが、従来の住宅よりはエネルギーを抑えることができました。今後、施主様のご協力を頂き、データを作りたいと思います。
実際の生活に入った場合は、私どもが作成したシミュレーションとは、若干異なることもありますが、あくまでも目安としてご提供しております。
配慮・地球にやさしい住宅です。
いくつか内容をご紹介いたします。
1.高断熱・高気密住宅
建築・住宅省CO2推進事業住宅である。
(次世代省エネルギー基準における年間冷暖房負荷基準より
20%削減した値、国土交通省認定の年間冷暖房負荷計算プログラムにて試算し、住宅の一次エネルギー消費量のおおよそ25%削減)
かなり高い断熱性能です。
2.ヒート・ポンプ給湯器の採用
3.太陽光発電システムの利用 (当住宅は、4.16KW)
4.オール電化・深夜電力の活用
5.太陽熱利用をしたOMソーラーシステムの組み入れ
太陽のめぐみを利用したOMソーラーや太陽光発電の採用でかなりな省エネルギー住宅と言えます。
OMソーラーでは、集熱・断熱・蓄熱の3要素を重要としておりますが、断熱がかなり高いので熱が逃げず、蓄熱コンクリートからの熱が、夜、柔らかく室内に入ってきております。
夏は、土間クールで冷房まではいきませんが、冷涼感を感じさせ、また、設計上、窓の配置を考慮し、南北に風が流れるように配置いたしました。長期優良住宅なので窓ガラスは、断熱サッシとLow-Eガラスとなっております。
冬は、先ほど書きましたが、積極的な太陽熱利用をするOMソーラーの床暖房で室内の温度差がない環境をつくることができました。
ゼロエネルギー住宅とは、エネルギーの需要をいかに抑えるか、場合によっては必要なエネルギーに対して再生可能なつくることで調達し、年間を通してエネルギー収支がゼロになる状況や削減量を組み合わせてエネルギーが賄える住宅を考えていきたいと考えております。
次回は、武岡の家のOMソーラーのシミュレーションや太陽庫発電についてご紹介いたいと考えております。
ご興味がございましたらご連絡いただければご説明いたします。