OMソーラーの家づくりの進め方。
May 17, 2010
実際に、家づくりはどのように進んでいくのか、たまに質問があります。OMソーラーならではの要素を含めた、設計の考え方とその実際、大まかな流れをご紹介して行きたいと思います。
OMソーラーの家づくりのながれについて
家づくりの前提には、大きく分けると「 敷地条件 」 「 家族条件 」 「 予算条件 」 の3つの条件があります。満足(納得)のいく家づくりは、多くの要素をバランスよく取り入れた設計、しっかりとした施工、そして、住まい手が参加してこそ、実現できます。OMソーラーの家づくりの基本的な流れは、一般の住宅と同様ですが、OMシミュレーションの活用は、OM独自の大切にしている家づくりの過程です。
家づくりに大切なのは、共につくりあげていくという気持ちがとても大切です。
家をつくるということは、その土地の気候風土、地域性や周りの環境、ご家族それぞれのライフスタイル、建物そのものの性能、耐久性など、多くの検討要素を含んでいます。さらに、自分たちらしい、満足・納得のできる家づくりをするためには、空間の気持ちよさ、居心地のよさ、ライフスタイルに合った生活のしやすさ、、落ち着く空間、家での楽しみ方というようなことも、重要な要素です。これらの要素は、性格や顔、服装の好みなどが人それぞれ異なるのと同じように、ご家族(ご家庭)によっても違ものです。
満足のいく家づくりは、このようなたくさんの要素をバランスよく取り入れた設計、しっかりとした施工、そして、住まい手となる施主がいろいろな意味で参加してこそ、実現できるのだと考えます。
そして、その前提には、大きく次のことの条件が考えられます。
● 敷地条件 敷地を読む。これがいい家を建てるための重要なポイントとなります。
● 家族条件 ご家族の暮らしのスタイルは百者百様。世界にただひとつのの我が家です。
● 予算条件 限られた予算。どこにお金をかけ削るか、全体の配分バランスが大切です。
これらの条件を整理し、しっかりと読み込み、十分に検討を重ねながら、その家族らしい住まいの形をつくりあげていくことが、よいプランを生むことにつながります。
そのためには、まずは、現在の生活の実態をお話いただかなくてはなりません。家づくりは、設計者だけがつくるものではなく、住まい手の方との共同作業なのです。住んでみて「 ああ、よかった、いい家ができた 」といえる家づくりを目指して、ともにつくりあげていく気持ちが大切です。