エネルギー消費を増大させることなく、快適な生活を得るとして、自然エネルギー利用は、もっとも実際的で効果的な方法です。太陽エネルギーは、広くまんべんなく降り注いでいます。特殊な建築物に限らず、一軒一軒の住まいが太陽エネルギーを利用すれば、必ず大きな効果を生むはずです。OMソーラーのよさは、CO２とエネルギー消費の削減が住まいの心地よさと結びついて実現させていることです。

　自然エネルギー利用は、地球温暖化防止にむけて、もっとも実際的で効果的な方法である。

　１９９７年１２月に、地球温暖化防止京都会議が開かれました。二酸化炭素（CO2）などの温室効果ガスの削減量をめぐっては、各国間の利害が対立しました。しかし、このまま温暖化が進んだのでは、地球が危ないという認識では一致しました。（その後アメリカの非常に残念な行動がありましたが・・・・・・）

　温室効果ガスの種類は多く、CO2のほかに、メタン（CH４）、一酸化二窒素（N２O）、対流圏オゾン（O３）、フロン（CFC）などが代表的なものです。みなさんは、もうご存知だと思います。発生源は、多種多様ですが、なかでも石油や石炭など化石燃料の使用によって排出されるCO2は、地球温暖化への影響がもっとも大きいとされています。

　便利で快適な生活は誰もが望むことです。しかし、快適な生活はエネルギー消費を増大させます。このジレンマは、先進国と途上国とにかかわらず、人類が等しく陥っているジレンマです。エネルギー消費を増大させることなく、快適な生活を得る道はないものでしょうか。

　それには、太陽や風など自然のエネルギー利用を勧めることは、もっとも実際的で効果的な方法と思っております。